社会貢献への取り組み
住所表示ステッカーの貼付

自販機が街の案内板になります。
見知らぬ場所で事故や事件、火災などに遭遇し、携帯電話で110番や119番に通報する際、そこの住所がわからなくて困ったという話をよく聞きます。 街なかの住所は、一部の電柱やビル壁面などに表示板で示されていますが、必要な時に限って表示板が見あたらず、不便に感じることがあります。そんな時に自販機が皆様のお役に立てるよう、自販機業界では警察や消防長会と連携し、2005年から自販機に住所表示ステッカーを貼りはじめました。今後、緊急事態で住所を知りたい時や道に迷った時には、自販機にお立ち寄り下さい。
災害対応
地震などの災害時にお役に立ちます。
地震などの災害時には、警報や避難指示などの情報を市民にいかにスムーズに伝えるかが重要となります。そこで街のあちこちで見かける自販機を活用して災害情報を提供し、 屋外での情報入手の機会を広げようという取組みが各地で進められています。
災害時には自治体の防災担当部署がパソコンなどから電波を使って情報を発信し、電光掲示板付の自販機に文字情報を表示する仕組みです。平常時には、防災の呼びかけや自治体のお知らせ、地域情報、イベント情報、 ニュースなども提供されます。
また、災害時には自販機の中の飲料を無料で提供できる機能(フリーベンド機能)も導入され始めています。
災害はいつ起こるかわかりませんが、このような時に自販機がお役に立ちます。
ユニバーサルデザイン

自販機が街の案内板になります。
お子様からお年寄り、障害を持っている方、あらゆる人々にとって利用しやすい自販機が増えています。
駅や病院、学校、公共施設をはじめ、パーキングエリアや道の駅など公共性の高い場所に多く設置されています。
ユニバーサルデザイン自販機は、各機能の配置を考慮するなど、無理なく自販機が使えるように操作性・操作方法などが工夫された、親切設計になっています。商品選択ボタンは通常のボタンに加え、車椅子でも利用しやすいよう低い位置にもついています。商品取出口は、腰をかがめなくても取り出すことができる位置にあります。コイン投入口は受け皿型となっており、手が不自由な方や、急いでいる方でも落とさずに入れることができます。釣銭返却口も大きな受け皿型のため、取り出しやすくなっています。
来るべき超高齢化社会に向け、ユニバーサルデザイン自販機はさらに進化していくでしょう。